今日は2冊!

キャベツの新生活
タイトルはなんだか間抜けな感じがするけれど、かなしかった。
全国を営業で回って久しぶりに帰ってみたら
学生時代からすんでたアパートが爆発して粉々に吹っ飛んでてさらにそれがまわりに人のいないお盆の時期で都内で頼れる人もいなく・・
っていう出だしっからなんかひどいはなしなんだけど、
「この機に何もかも新しくしてやろう」って思って20余年付き合った彼女に「別れよう」って言ってみて泣きつかれるかと思ったら「そうね別れましょう」って言われておちこんだり
爆発してなくなったものの中にあったはずの大事なものがどうしても思い出せなかったり
新しい部屋に置く椅子ひとつも選べなかったり…


周りからは「器用なひとだよね」って評価されてます。
だけどダメそうな感じだよね。未練とか吹っ切るのってかなり大変なんだね。
何かをなくすことで私たちは少しずつ、幽霊になっていくのかもしれない。
荷物は増えるけど、いつかなくすためにあるのかもしれない。
そんな悲しい気持ちになった。


妖精標本 第1巻 (花とゆめCOMICS)
由貴センセーの久しぶりに長編になりそうな話☆
妖精とかがたくさんでてきます!
しかし、由貴センセー、絵が天使禁猟区より前に戻った???そっちのほうが好みですが。